PowerAutomateで3項目5000件をWebスクレイピングした結果
先日PowerAutomateでExcelにある5000件程の住所一覧の最寄り駅上位3か所を調べて転記するRPAを作成し納品いたしました。納期は10日後!ということで早速着手しました。
シナリオ作成は15分程度で容易でした。
今回はシナリオではなくデータ納品の為、早速実行。
パソコンのスペックはDELLのcorei5で最新のもの。そこまで悪くはない。ネット環境は一般的な物でまぁまぁ不安定なときもありますが業務で支障はない程度。
この環境下でRPA放置、3時間。様子を見に行ったところ
え?
860件??
1分5件取得×60分=300件×3時間=900件
単純計算で5000件は17時間程度かかりそうです。そのまま放置して就寝。
朝2000件超えたあたりでエラー出てました。
理由はタイムアウト・・・
5回トライさせるようにエラー回避(回避になってませんが)をしていたのですが、次のステップに移動する様に設定しておらず
再実行。残り3000件。
何度かエラーになりながらも無事作成後27時間後に取得完了、ご依頼から2日後に納品致しました。
RPAあるあるとして
corei 3の最新版PCが貸与されRPAを作成実行していましたが、不定期で謎のエラー。他のエンジニアとも色々試行錯誤しましたがネット回線の不安定かPCのスペックかという結論にしかならず、corei5PCに変更して実行。
案の定、エラー無しで完了するという結末。
取得時間はまぁまぁ早いかなという程度。corei3は1分4~5件 corei5は1分5~5.5件。1件多いかな?というくらいの感覚です。人がやった場合とほとんど変わりはしないRPAですがその間やはり手が空くので電話などの業務もできる点ではRPAはやはり良いですね。
同じ作業をVBAにて行った方が早いと思いますが、今回はお客様先のセキュリティによりVBAの参照設定とその他設定部分ではじかれてしまい断念。PowerAutomateでの実行となりました。